- 共働きで子供もいて忙しいので時短家電を購入したい。
- 便利そうな時短家電にも、デメリットがあるのでは?
- どの時短家電が我が家に合うのか教えて!
子供のいる共働き世帯は、本当に忙しいです。
我が家は3歳と6歳の子供がいる共働き世帯です。時短家電をフル活用して、なんとか家事を済ませています。
この記事では、我が家で使っているおススメ時短家電の特徴と、実際に使って分かったデメリットを解説します。
この記事で解説している「特徴とデメリット」を把握した上で時短家電を選べば、「買って失敗だった」と感じることが無くなります。
時短家電の特徴とデメリットを理解して、ご自身の家庭にピッタリな時短家電を選びましょう。
- 時短家電を使った家事は「家事自体が完了するまでの時間」は長くなります。
- お手入れに手間のかかる時短家電もあります。
「家事が完了するまでの時間」と「お手入れ方法」をしっかり把握した上で時短家電を導入しましょう。
共働きママが買ってよかった時短家電5つ
「買ってよかった時短家電5つ」を紹介します。
ドラム式洗濯乾燥機
ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯干しという家事を消滅させてくれる時短家電です。
我が家では、使い始めてもうすぐ3年になります。育休中に洗濯干しをしながら、「仕事復帰したら、いつ洗濯干しをしたらいいんだろう・・?」と考えたのをきっかけに購入を検討しました。
ドラム式洗濯機が無いと、洗濯干しがとてもストレスになることは容易に想像できます。
ルンバ(ロボット掃除機)
ルンバは、掃除機がけという家事を楽にしてくれる時短家電です。
我が家では、ルンバを使い始めて10年くらい経ちます。2代目です。
子供が毎日おもちゃを散らかすので、ルンバで毎日掃除機がけをするのは諦めています。お休みの日に床に散らかったおもちゃを片付けてルンバで掃除機がけをしています。
ルンバが動いている間は、他の家事をしたり、並行して別の部屋の片づけをしたりできるので、とても効率的に掃除ができます。
食洗機
食洗機を使うと、食器洗いの手間が半分以下になります。
我が家では、食洗機を使い始めて10年くらい経ちます。その間に引越しをしており、引っ越し前は置き型の食洗機、引っ越し後はビルトイン型の食洗機です。ビルトイン型の食洗機の方が、キッチンが広く使える上に、家事同線がスムーズで助かっています。
食洗機があることで夫の協力も得やすく、積極的に食器洗いをしてくれます。食器洗いの面倒さが半減するので、負担が少なく気軽に食器洗いができるようです。
食器の手洗いから解放される上に、夫が食器洗いをしてくれれば、妻としては食器洗い自体から解放されて良いことばかりです。
折りたたみ洗濯機
折りたたみ洗濯機は、毎週末の子供の上靴洗いを楽にしてくれます。
2足の上靴をブラシでこすり洗いするのを負担に感じて、折りたたみ洗濯機を購入しました。
折りたたみ洗濯機で上靴洗いをする際のポイントは「お風呂に入りながら脱衣所で折りたたみ洗濯機を回す」ことです。排水・給水が手作業なので、お風呂に入りながら折りたたみ洗濯機を待つイメージです。
折りたたみ洗濯機で上靴洗いをしている間、他の部屋で過ごすと、上靴洗いをしていることを忘れてしまって全然上靴洗いが終わっていない…ということもありました。しかし、お風呂と並行すれば、近くで音がしているので忘れることはありません。
折りたたみ洗濯機を上手に使えば、子供の上靴洗いがとても楽になります。
スティック掃除機
スティック掃除機は、ルンバのお助け役として活躍します。
ルンバは部屋全体を掃除するのには向いていますが、部分掃除をするのには不向きです。スティック掃除機なら、ルンバでは難しい「部分掃除」が簡単にできます。
ゴミが気になったときに、サっと取り出してササっとゴミを吸い取ることができます。
ルンバを使う家庭では、スティック掃除機もあると便利です。
時短家電の特徴とデメリット
ドラム式洗濯乾燥機の特徴
- 洗濯物を干す必要が無くなる
- 天気を気にせず洗濯ができる
洗濯物を干す必要が無くなる
ドラム式洗濯乾燥機を使えば、毎日の洗濯干しから卒業できます。洗濯干しにかかる時間をまるまる短縮できるので、かなりの時短になります。
一般的に「洗濯干し」には気を遣うポイントがいくつもあります。
例えば、「洗濯後すぐ干さないとにおいが付く」とか「天気が悪い日の部屋干しはなかなか乾かない」「干す場所に困る」など。
ドラム式洗濯乾燥機で毎日の洗濯をすれば、こういった気遣いが一切必要なくなります。
ドラム式洗濯機は、「洗濯干し」という家事を消滅させてくれる時短家電です。
天気を気にせず洗濯ができる
「ドラム式洗濯乾燥機」は、天気を気にせず洗濯できてストレスを減らせます。
乾燥機を使いはじめるまでは、毎日天気予報を気にして洗濯物を外に干せるか悩んでいました。仕事をしていて日中長い時間家を空ける家庭の場合は、帰宅まで天気が持つかどうか、賭けに似た選択を強いられます。
しかし、乾燥機を使い始めてからは、天気予報を気にする必要が無くなりました。
決断には労力が要ります。アップルの創業者、スティーブジョブズが日々の決断回数を減らすために毎日同じ洋服を着ていたというのは有名な話です。ドラム式洗濯乾燥機で毎日の決断を1つ減らしましょう。
ドラム式洗濯乾燥機を使えば、「洗濯物を外に干すかどうか」の決断ストレスから解放されます。
ドラム式洗濯乾燥機のデメリット
- 毎日のホコリ取りが面倒
- 乾燥機でシワシワになるものがある
- 生地が傷みやすい
- 洗濯~乾燥の完了までに時間がかかる
「洗濯干し」という家事を消滅させてくれる「ドラム式洗濯乾燥機」ですが、「お手入れの手間がかかる」「洗濯に気を遣う必要がある」というデメリットがあります。
毎日のホコリ取りが面倒
乾燥完了後の洗濯機のホコリ掃除は、慣れるまでとても面倒です。
洗濯から乾燥までの一連の流れが完了すると、洗濯機のあちこちにホコリが付きます。洗濯機の蓋・蓋と本体の間のゴムの部分・フィルターなど。毎回、ホコリを取り払う必要があります。
我が家では、10㎝×10㎝くらいに切った古布を常備しています。古布でホコリを拭き取ってそのまま捨てます。雑巾だと、ふき取ったホコリを雑巾から取る作業ができてしまうので、なるべく手がかからない方法を考えた結果、古布でホコリ取りをする方法に落ち着きました。
古布の準備が手間なら、キッチンペーパーを使うのがおススメです。ティッシュだと少し濡れただけで破れてしまい、逆に掃除が大変になります。
乾燥機でシワシワになるものがある
相性の悪い衣服を乾燥機に入れると、シワシワになります。
我が家で気を付けている衣服は、ジーンズ・綿のパンツ・カッターシャツなどです。
夫は「履いてシワを伸ばすからいい」と言ってジーンズや綿のパンツを洗濯乾燥していますが、乾燥が終わったものは、キレイにたたむのが難しいくらいシワシワになります。
カッターシャツは、洗濯物を詰め込みすぎなければ目立つシワはできません。しかし、洗濯物を詰め込むとしわっしわのシャツが出来上がります。アイロンがけが大変です。
アイロンがけの手間を考えると、乾燥機でシワシワになるとわかっているものは、「洗濯のみ」にした方が効率的です。
生地が傷みやすい
ドラム式洗濯機は、洗濯物をたたき洗いするので生地が傷みやすいです。さらに乾燥機で熱も加えるため生地にダメージを与えることになります。
パジャマに穴が開いたときは驚きました。7年くらい着ていたパジャマなので、決して新しいものではありませんが、日ごろの洗濯・乾燥のダメージが蓄積した結果だったように感じます。
縦型洗濯機で洗うより生地が傷みやすいことを認識して、大事に長く着たい衣類は乾燥機にかけないなど工夫が必要です。
洗濯~乾燥の完了までに時間がかかる
ドラム式洗濯機の場合、洗濯だけだと30分くらいで済みますが、洗濯から乾燥まで全工程が完了するのには4時間くらいかかります。
洗濯物の量が山ほどあって次から次に洗濯したい場合は、1回の洗濯~乾燥がなかなか終わらないので困るかもしれません。たくさんの洗濯を早く終わらせたいのであれば、洗濯だけ洗濯機にお任せして、手で干した方が早いです。
洗濯~乾燥に「時間がかかる」と認識した上で、自分の生活ペースに合ったタイミングで洗濯機を回すことが大事です。我が家の場合は、最後にお風呂に入った人が洗濯乾燥機を回します。翌朝起きる時間までに完了するように予約します。翌朝、洗濯物を取り出して、時間があるときに畳んでいます。
時間がかかるものなので、生活のルーティンに組み込んで、うまく回していきましょう。
ルンバ(ロボット掃除機)の特徴
- 掃除機がけをしながら他のことができる
- お手入れが簡単
- 家具やソファの下まで掃除してくれる
掃除機がけをしながら他のことができる
ルンバ(ロボット掃除機)を使うと、掃除機がけをしながら他のことができます。
「掃除機がけ」を人の手でしなくて良いので、掃除の手間は、床に散らかった物を片付けることだけです。ルンバが掃除をしている間は、外出したり他の家事をしたり、自由に過ごせます。
我が家の場合は「掃除機がけ」をルンバにお任せして、他の家事を並行して進めています。効率的に家事を進められるのでとても気に入っています。
お手入れが簡単
ルンバは、普段のお手入れが簡単なのも良いところです。基本的なお手入れは、ダストボックスにたまったゴミをごみ箱に捨てるだけです。
掃除の前か後にごみを捨てるルーティンにしておけば、ゴミの量も多くないので取り出すのもカンタンです。ダストボックスを開けてひっくり返せばゴミが出てきます。
ちなみに、ダストボックスにゴミがたくさん溜まってしまうと、溜まったゴミが詰まって取り出すのが大変です。たまったゴミが多いと、吸引力も落ちてしまいます。掃除の度にゴミ捨てをするのがおススメです。
ルンバの普段のお手入れは、ダストボックスのゴミ捨てだけ!
家具やソファの下まで掃除してくれる
ルンバは、家具やソファの下といった、手の届きにくいところまでキレイに掃除してくれます。
我が家は脚のあるソファを使っています。一般的な掃除機を使っていた頃は、ソファを持ち上げるか身体をかがめて掃除機をかけていて、とても面倒に感じていました。しかしルンバは、毎回の掃除でソファの下まで掃除してくれるので、簡単にキレイを保つことができます。
ルンバが通れる高さの家具をそろえれば、家具の裏にホコリが溜まるのを防ぐことができます。
ルンバ(ロボット掃除機)のデメリット
ながら掃除で効率化がかなうルンバですが、機械に上手に掃除してもらうためには色々と工夫が必要です。
床が片付いていないと掃除できない
床に物が散乱しているとルンバで掃除はできません。
子供のいる家庭では、子供がおもちゃを散らかすのは日常茶飯事です。ルンバで掃除機がけをしようとすると、まずは床に散らかったおもちゃの片付けをしなくてはなりません。
掃除機を手でかける場合だと、適当に床のおもちゃを避けながら掃除機がけしていくことも可能です。しかし、それだと部屋が片付きません。
「片付け」と「掃除機がけ」という2つのステップが掃除だと考えれば、「掃除機がけ」ステップをせずに済むのが「ルンバ」です。
掃除の度に床に散乱した物をすべて片付けるのは大変です。しかし、部屋の片付かない掃除をしてもあまり意味がないので、「片付け」は人間の仕事、「掃除機がけ」はルンバの仕事という役割分担だと考えて、ルンバを活用するのがおススメです。
掃除が完了するまでに時間がかかる
ルンバは、部屋をゆっくりと行ったり来たりしながら掃除機がけをしていくので、掃除が完了するまでに時間がかかります。
試しに6畳の1部屋をルンバで掃除するのにかかる時間を測ってみたところ、我が家のルンバだと13分かかりました。人が手で掃除機がけをすれば、5分もあれば完了します。
掃除自体をササっと済ませたいと考える人にはルンバは向きません。自分で掃除機を動かした方が早く掃除は終わります。逆に、掃除に手をかける時間を減らしたい・掃除機がけの手間を無くしたいと考える方にはルンバがおススメです。
音がうるさい
ルンバが掃除をしているときの音は正直なところうるさいです。
今我が家で活躍しているルンバは、6年くらい前に買ったもので、「掃除ができればいい」と安いモデルを買いました。
しかし、人のいる部屋でルンバを動かすことはないですし、壁1枚で遮ってしまえば、ルンバのせいでテレビの音が聞こえないというほどではありません。
上位モデルの新しい機種なら静かなようなのです。騒音を気にする方は上位モデルを検討しましょう。
部分掃除には使いにくい
ルンバは、部屋全体を掃除するのには向いていますが、部分的な掃除をするのには向いていません。
ルンバにも「スポット掃除」の機能があり、狭い範囲を掃除することもできます。しかし、例えば、子供がこぼしたお菓子のクズなどを吸い取りたい場合は、ルンバよりスティック掃除機の方が向いています。
狙ったゴミをルンバが吸い取れるか見ながら待つのは、なかなかじれったい時間です。それなら、自分の手を動かしてササっとゴミを吸い取ってしまった方が早いです。
ルンバを使うなら、補助役として「スティック掃除機」があると便利です。
食洗機の特徴
- 食器洗いの手間が格段に減る
- 熱で食器が殺菌消毒されて清潔
- お手入れ簡単
食器洗いの手間が格段に減る
食洗機を使うと、食器洗いの手間が半分以下になります。
食洗機を使わない場合、「食器を洗ってすすぐ」手間がかかります。食洗機を使うと、手間は「食器の余洗いだけ」です。食器洗いにかかる手間が格段に減ります。
我が家では、朝食の時、使った食器が少なくても食洗機を使うようにしています。朝は、することが多くて忙しいので、食器洗いの手間が減って少し時間に余裕ができました。
熱で食器が殺菌消毒されて清潔
食洗機は高い温度で食器を洗うので、殺菌・消毒ができて衛生的です。
食洗機を使用した場合、一般的には60度〜80度といった高い温度で洗うことになります。乾燥も高温で行います。手洗いの際の温度は高くても約40度です。
手洗いでは真似できない高温で洗うことができるため、食洗機での食器洗いは衛生的です。
お手入れ簡単
食洗機の毎日のお手入れはとても簡単です。
食洗機を使う前か使った後に、ゴミ受けネットに残ったゴミを捨てるだけです。食器の余洗いを徹底していれば、ネットにゴミが残ること自体が少ないので、ゴミ受けネットのチェックだけで済むことも多いです。
食洗機自体のお手入れに手がかからないので、とても使いやすい家電です。
食洗機のデメリット
- 食洗機では洗えない食器がある
- 食洗機用と手洗い用の2種類の洗剤を常備しておく必要がある
- 設置型の食洗機は場所を取る
- 並べ方が悪いと食器が割れる
食洗機を使うと、食器洗いの手間と時間が半分以下になります。しかし、便利な食洗機にもデメリットはあります。
食洗機では洗えない食器がある
木製の食器やプラスチック製のお椀など、食洗機では洗えない食器もあります。
無理に食洗機で洗うと、割れたり溶けたりして使えなくなってしまいます。
デリケートな食器は普段の食事では使わないようにして、普段使いには、食洗機で洗える食器をそろえましょう。
食洗機用と手洗い用の2種類の洗剤を常備しておく必要がある
食洗機を使う場合、食洗機専用の洗剤と手洗い用の食器洗い洗剤の2つが必要です。
メインの洗い物は食洗機にお任せしたとしても、食洗機で洗えない素材の食器や、鍋やまな板など大きくて食洗機には入らない調理器具は手洗いしなくてはいけません。
食洗機用と手洗い用で洗剤を使い分ける必要があります。
手洗い用の洗剤は、水やぬるま湯でも汚れがしっかり落ちるように泡立ちが良いのが特徴です。手洗いを前提に作られているためお肌に優しい中性~弱アルカリ性の成分でできています。
一方で食洗機用の洗剤は、手荒れへの配慮がいらないため漂白成分や酵素が含まれており、洗剤自体の洗浄能力がかなり高いです。泡立ちにくいという特徴もあります。
食洗機だけで全ての洗い物を完了するのは難しいので、食洗機を使う場合であっても、必ず手洗い用の食器洗い洗剤を常備しておく必要があります。
設置型の食洗機は場所を取る
キッチンに組み込まれたビルトイン型の食洗機であれば、食洗機が邪魔になるということはありません。しかし、設置型の食洗機の場合は、キッチンの作業スペースが狭くなることを覚悟しましょう。
余洗いした食器を食洗機に入れるので、シンクの近くに食洗機が無いと家事導線が悪いです。家事導線の良い場所に置こうとすると、シンクまわりの作業スペースが潰れます。
設置型の食洗機の場合は、設置場所をよく検討しないと、とても使いにくいキッチンになってしまいます。
並べ方が悪いと食器が割れる
食洗機に雑に食器を入れると、汚れが落ちないだけでなく食器が割れることもあります。
水圧で食器が動いて、食器同士がぶつかって割れてしまいます。
慌てて適当に並べると食器が割れる危険性が高くなります。容量を守って、決められた場所にキレイに並べましょう。
折りたたみ洗濯機の特徴
- 上靴をこすり洗いする手間が無くなる
- 上靴洗いで洗濯機が汚れるのを防ぐ
上靴をこすり洗いする手間が無くなる
「折りたたみ洗濯機」は、面倒な上靴洗いの手間を減らしてくれます。
上靴の数が増えれば増えるほど、週末の上靴洗いは大変です。我が家では、子供の成長に伴って、上靴が1足から2足に増えたのをきっかけに「折りたたみ洗濯機」を購入しました。
子供がもう少し大きくなったら、自分で上靴を洗うように教えていく必要があるでしょう。でも、それまでは親が上靴洗いをするしかありません。
折りたたみ洗濯機で上靴洗いをすれば、上靴をブラシでゴシゴシこすり洗いする手間が無くなります。2足の上靴が同時に洗えてラクチンです。
腰をかがめてゴシゴシと上靴を洗う面倒から解放されました。
上靴洗いで洗濯機が汚れるのを防ぐ
折りたたみ洗濯機で上靴を洗えば、上靴洗いでを洗濯機が汚れる心配は無くなります。
靴専用の洗濯ネットがあるように、上靴を普通の洗濯機で洗う家庭もあるようです。上靴洗いの手間は減りますが、下着も洗っている洗濯機で上靴を洗うことに私自身は抵抗があります。
上靴洗い用に折りたたみ洗濯機を用意すれば、他の洗濯物と分けて上靴洗いができます。メインの洗濯機が汚れる心配がありません。
ミニ洗濯機を「上靴や靴専用の洗濯機」と決めてしまえば、多少の汚れは気になりません。
折りたたみ洗濯機のデメリット
上靴のこすり洗いから解放してくれる折りたたみ洗濯機にも、デメリットがあります。
- 上靴洗い完了までに時間がかかる
- 頑固な汚れはこすらないと落ちない
- 水の入れ替えが面倒
上靴洗い完了までに時間がかかる
折りたたみ洗濯機で上靴洗いをすると、洗い始めからすすぎが完了するまで最低でも20分かかります。20分の内訳は、「洗い:10分/すすぎ(1回目):5分/すすぎ(2回目):5分」です。
手洗いで上靴を洗えば、10分もあれば終わります。ミニ洗濯機は、手洗いの2倍も時間がかかることを考えると、「手間をかけてもササっと上靴洗いを終わらせたい」と考える方には、折りたたみ洗濯機はおススメできません。
我が家では、お風呂に入りながら折りたたみ洗濯機で上靴洗いをしています。お風呂に入っている間、脱衣所で折りたたみ洗濯機を動かします。排水と吸水の時だけお風呂場に移動させて、セット完了したらまた脱衣所でスイッチを入れます。この繰り返しで「洗い」と「すすぎ」が完了したら上靴を干します。
折りたたみ洗濯機での上靴洗いは、「時間がかかっても上靴をブラシでゴシゴシする手間を無くしたい」という方にだけおススメです。
頑固な汚れはこすらないと落ちない
上靴についた頑固な汚れは、洗濯機の水流だけでは落ちにくいです。ブラシでこすった方がすっきりと汚れが落ちます。
我が家では、普段の上靴洗いは折りたたみ洗濯機にお任せして、2~3か月に一度、汚れが蓄積してきたように感じたらブラシでこすり洗いしています。腰を屈めてゴシゴシと上靴を洗うことが苦痛だったので、その頻度が減っただけで十分満足しています。
折りたたみ洗濯機で完璧に上靴洗いができると思ってしまうと、がっかりすることになってしまいます。
水の入れ替えが面倒
「洗い→すすぎ(1回目)→すすぎ(2回目)」の流れの水の入れ替えは手作業で行なうため、水の入れ替えが面倒です。
排水ホースが付いているので、排水の作業自体はホースのストップ栓を開くだけですが、排水が終わるまでに思いのほか時間がかかります。待ち時間は3分程度です。排水が終わったら給水しないことには次に進めないので、この待ち時間がじれったく感じます。
3分くらいだと、何もしないで待つには長く感じますが、別のことに取り掛かってしまうと上靴洗いのことを忘れてしまいます。そこで思いついたのが、お風呂に入りながらミニ洗濯機を回すことです。
折りたたみ洗濯機の近くにいるので、上靴洗いのことを忘れることもなく、排水の待ち時間もお風呂で有効に過ごせます。折りたたみ洗濯機で上靴洗いをするなら、お風呂の時間を有効活用することをおススメします。
スティック掃除機の特徴
- ルンバに不向きな部分的な掃除機がけに便利
- サっと取り出して掃除が始められる
- 軽くて取り扱いが楽
ルンバに不向きな部分的な掃除機がけに便利
スティック掃除機は、ルンバのお助け役にピッタリです。
ルンバは部屋全体を掃除するのには向いていますが、部分掃除をするのには不向きです。例えば、子供がパンを食べた後、テーブル下のパンくずを掃除したい場合、ルンバだとパンくずを狙って吸い取るのは難しいです。
スティック掃除機なら、ルンバでは難しい「部分掃除」が簡単にできます。
狙いを定めてゴミを吸い取りたい場合は、ルンバよりスティック掃除機が便利です。
サっと取り出して掃除が始められる
スティック掃除機は、一般的な掃除機と違ってサッと取り出すことができます。
一般的な掃除機は、コードを伸ばしてコンセントを差し込んでから掃除開始です。しかし、コードレスのスティック掃除機は、サッと取り出してすぐに掃除ができます。
掃除機本体に収納されたコードを引き出したり収納したりするのは、簡単に見えて手間がかかります。コードレスのスティック掃除機で、掃除機のコンセントコードとお別れしましょう。
コードを出したり収納したりする手間が無くなると、掃除機がけのハードルが下がります。目についたゴミをササっと掃除してしまいたくなります。
軽くて取り扱いが楽
スティック掃除機は、軽くて取り扱いが楽です。
一般的な掃除機は本体にタイヤが付いて本体を転がしながら掃除機をかけるスタイルです。階段の掃除など、掃除機本体を持ち上げる必要があるときは、重くて大変です。しかし、スティック掃除機は本体が軽いので、掃除中の取り扱いが楽です。床掃除と同様に階段掃除も楽々できます。
部屋全体の掃除にルンバを使うなら、補助役としてスティック掃除機があると便利です。「部屋全体の掃除はルンバ」「ルンバでは掃除できない階段などにはスティック掃除機」を使うスタイルが効率的です。
スティック掃除機のデメリット
ルンバのお助け役として大活躍のスティック掃除機にもデメリットがあります。
- 隠して収納できない
- 掃除時間が長いと掃除途中で充電が切れる
隠して収納できない
クローゼットや押入の中にコンセントが無い限りは、スティック掃除機を隠して収納するのは現実的ではありません。
スティック掃除機はコンセントの近くにスタンドを置いて、そこに立てかけて保管します。
充電をした状態で保管しておかないと、いざ使おうと思った時に使えなくて困ります。隠すことを優先して充電せずに収納しておくことは、スティック掃除機の利便性を半減させてしまいます。
部屋の景観を重視して、掃除機は隠して収納したいと考える方は、工事をして収納の中にコンセントを作る、近くのコンセントから延長コードをつなぐ、といった工夫が必要になります。
私は景観よりも利便性重視なので、コンセントの近くに収納スタンドを置いています。
掃除時間が長いと掃除途中で充電が切れる
スティック掃除機の機種によっては、掃除の途中で充電が切れてしまいます。
我が家のスティック掃除機は2代目です。1代目のスティック掃除機はちょっとゆっくり掃除していると充電が切れてしまって、とても使いにくかったです。
機種によって充電の継続時間は違うので、スティック掃除機を購入する際は、継続時間もチェックポイントになります。
時短家電を選ぶ際に考えたい3つのポイント
すべての時短家電を不導入するわけにはいかないので、自分の家庭に合う時短家電を見極めることが大事です。以下の3つのポイントを考えて時短家電を選びましょう。
- 時短したい家事は何か?
- 設置場所・収納場所があるか?
- デメリットを差し引いても時短する価値があるかどうか?
時短したい家事は何か?
自分が「どの家事時間を短縮したいのか」「何を楽にしたいのか」を考えてみることが大切です。
自分のやりたくない家事を楽にできれば、時間以上のメリットを感じることができます。例えば、掃除機掛けが嫌いな人がルンバを使えば、掃除機がけのストレスから解放されます。
まずは、自分が時短したい家事を洗い出してみましょう。
設置場所・収納場所があるか?
時短家電は大きいものもあるので、設置場所や収納場所に問題がないか、購入前にしっかり検討しましょう。
例えば、ドラム式洗濯乾燥機の場合、縦型の洗濯機を置いていたスペースには収まらない可能性があります。扉が前に開くので洗濯機の前に十分なスペースがある必要もあります。
家事同線を乱す場所に設置してしまうと、結果的に家事の時短にならないこともあります。
置きたい場所に設定できるか、事前にしっかり測ってから購入しましょう。
デメリットを差し引いても時短する価値があるかどうか?
デメリットを知ったうえで、時短家電を導入するかどうか決めましょう。
時短家電は、家事の手間を減らしてくれても「家事が完了するまでの時間」は長くなることがほとんどです。
例えば、「折りたたみ洗濯機」を使って上靴洗いをすると、洗濯に10分・すすぎ(5分×2回)なので、20分以上かかっています。でも、「水を入れ替えてスイッチを押す」動作を3回繰り返すだけなので、手をかける時間は3分程度です。
上靴をブラシでこすって手洗いすれば、10分ほどで子供の上靴は洗い終わります。「上靴洗いをササっと終わらせたい」場合は、折りたたみ洗濯機を使わずにブラシで手洗いする方が早いです。
「他のことをしながら上靴洗いしたい」のであれば「折りたたみ洗濯機」が役に立ちます。
記事内でそれぞれの家電のデメリットを解説しました。そのデメリットを差し引いても、家事にかける手間を減らしたいかどうか?という視点で時短家電を選べば、失敗を減らせます。
(まとめ)時短家電はデメリットを把握した上で購入しよう
すべての時短家電を購入するわけにはいかないので、デメリットを把握した上で本当に必要なものだけを購入しましょう。
おススメ時短家電の特徴とデメリットを表にまとめました。
特徴 | デメリット | |
ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯物を干す必要が無くなる 天気を気にせず洗濯ができる | 毎日のホコリ取りが面倒 乾燥機でシワシワになるものがある 生地が傷みやすい 洗濯~乾燥の完了までに時間がかかる |
ルンバ(ロボット掃除機) | 掃除機がけをしながら他のことができる お手入れが簡単 家具やソファの下まで掃除してくれる | 床が片付いていないと掃除できない 掃除が完了するまでに時間がかかる 音がうるさい 部分掃除には使いにくい |
食洗機 | 食器洗いの手間が格段に減る 熱で食器が殺菌消毒されて清潔 お手入れ簡単 | 食洗機では洗えない食器がある 食洗機用と手洗い用の2種類の洗剤を常備しておく必要がある 設置型の場合は場所を取る 並べ方が悪いと食器が割れる |
折りたたみ洗濯機(上靴用) | 上靴をこすり洗いする手間が無くなる 上靴洗いで洗濯機が汚れるのを防ぐ | 上靴洗い完了までに時間がかかる 頑固な汚れはこすらないと落ちない 水の入れ替えが面倒 |
スティック掃除機 | ルンバに不向きな部分的な掃除機がけに便利 サっと取り出して掃除が始められる 軽くて取り扱いが楽 | 隠して収納できない 掃除時間が長いと掃除途中で充電が切れる |
時短家電は家事を楽にしてくれる便利なアイテムですが、デメリットもあります。デメリットを差し引いても、時短家電を使った方がメリットが大きいと判断した場合のみ、時短家電を導入する価値があります。
例えば、スティック掃除機であれば、隠して収納できないので掃除機が目について気になるというデメリットがあります。しかし、我が家では、子供が小さくてパンやお菓子を食べると食べカスが散らかるので、景観が悪くなったとしてもササっと掃除ができる方がメリットが大きいと判断しました。
洗濯乾燥機であれば、毎日ホコリ取りをする手間が増えたとしても、洗濯干し自体が無くなるのでメリットが大きいと考えています。
デメリットの許容範囲は、家庭によって違います。デメリットがご自身や家族の許容範囲かどうかしっかり見極めましょう。
それぞれの家電について、別の記事で詳しく解説しています。時短家電を購入する際は、ぜひ個別の記事も読んでみてください。
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