- 部屋の隅や細々したところの掃除残しが気になってルンバを諦めてしまった・・
- ちょっとしたゴミが気になったとき、サっと掃除できるアイテムはないの?
ルンバは広い床を掃除するにはとても便利ですが、部分的な掃除をするには不便です。デメリットに負けて、ルンバを諦めていませんか?
我が家でルンバを使い始めて約10年になります。一緒に使っている「スティック掃除機」は、ルンバのデメリットを補ってくれる超優秀なアイテムです。
この記事では、スティック掃除機のメリット・デメリットを解説します。メリット・デメリットを理解すれば、スティック掃除機がルンバの補助にピッタリな理由がわかります。
この記事を読めば、これまでルンバをうまく活用できていなかった方も、スティック掃除機と併用してルンバで掃除をラクにすることができます。
ポイント
スティック掃除機はルンバの欠点を補ってくれる超優秀アイテムです!
ルンバとスティック掃除機の最強コンビで、掃除をラクに終わらせてしまいましょう!
ルンバ(ロボット掃除機)に関しては別の記事で解説しています。気になる方はこちらの記事も読んでみてください。
スティック掃除機のメリット・デメリット
スティック掃除機のメリット5点
- 電源コードの煩わしさから解放される
- コンパクトに収納できる
- ササっと取り出して掃除が始められる
- 軽量で取り扱いがラク
- ゴミ捨てカンタン
電源コードの煩わしさから解放される
一般的なキャニスター掃除機(※)が、コンセントから電源を取るのに対して、たいていのスティック掃除機はコードレスで充電式です。
※キャニスター掃除機とは、車輪付の本体とヘッドがじゃばらホースで繋がっている掃除機のことです。
- 掃除中にコンセントの差し替え不要
- コンセントが無いところでも使える
- コードが家具やカーペットに引っ掛からない
というように、コードレスならではのメリットがあります。
コンパクトに収納できる
キャニスター掃除機はじゃばらホースがかさばってしまい、収納に場所を取ります。一方、スティック掃除機は、スマートな形状で場所を取りません。専用のスタンドに立てかけて収納するのが一般的で、コンパクトに収納できます。
収納中に充電する必要があるため、コンセントの無い押入の中に収納するのは難しいです。しかし、コンパクトな上にスタイリッシュなデザインであることが多いため、見えていても不自然さはないでしょう。
ササっと取り出して掃除が始められる
スティック掃除機は電源コードを引き出す作業がなく、掃除を始める準備がラクです。
キャニスター掃除機の場合、電源コードを引き出しコンセントに差し込んでから掃除を始めますが、スティック掃除機の場合は、スタンドから外してサッと掃除を始めることができます。掃除を始めるハードルが低いので、ちょこっと掃除にピッタリです。
軽量で取り扱いがラク
スティック掃除機は、軽量で掃除中の移動や持ち運びがラクです。
特に階段は、キャニスター掃除機よりもスティック掃除機の方がラクに掃除ができます。キャニスター掃除機は本体を持ち上げて階段を昇り降りするのが大変ですが、スティック掃除機は全体が軽量なので、階段の昇り降りもカンタンです。
階段以外の場所でも、キャニスター掃除機の場合は後ろから付いてくる本体が家具にぶつかる心配をしなくてはいけませんが、スティック掃除機だと気にせず掃除機がかけられます。
ゴミ捨てカンタン
ほとんどのスティック掃除機で、サイクロン式の集塵方式が採用されています。キャニスター掃除機に多い紙パックによる集塵方式と違って、サイクロン式はワンタッチでゴミ捨てが可能です。
紙パック式のスティック掃除機もあるので、ゴミ捨ての時にゴミが見えるのが嫌、ゴミはまとめて捨てたいと感じる方は、紙パック式のスティック掃除機を選ぶことをおススメします。
キャニスター掃除機にもメリットはあります。
充電不要、吸引力が強い、ゴミ捨て時にゴミを見なくて済むなど。ルンバの補助としてではなくメインの掃除機として使用する場合は、キャニスター式掃除機も検討してみましょう。
スティック掃除機のデメリット4点
- 掃除時間が長いと途中で充電が切れる
- 使用前に充電が必要
- ダストボックスが下にある機種は、家具の下や狭い隙間が掃除できない
- 押入等に収納できない
掃除時間が長いと途中で充電が切れる
スティック掃除機は充電式のため、使用時間が長いと充電が切れて使えなくなってしまいます。
我が家のスティック掃除機は満充電での連続使用時間が、カタログ値で標準運転の場合40分、強運転の場合15分です。
家がとても広い場合は、スティック掃除機1台で掃除するのは難しいでしょう。そうはいっても、40分もあればたいていの家では掃除は完了するのではないでしょうか。
使用前に充電が必要
スティック掃除機は充電式なので、充電を忘れるといざというときに使えません。
電気代が気になるからと言って充電コードを抜いていたりすると、いざ使おうとしたときに充電し忘れていたりして掃除ができずに困ってしまいます。満充電になると自動OFFになる機種がほとんどなので、常に充電スタンドに置いてスタンバイしておくスタイルが使いやすいです。
ダストボックスが下にある機種は、家具の下や狭い隙間が掃除できない
スティック掃除機には主に2つの形状があります。ダストボックスが手元(上部)にあるか、吸引口の近く(下部)にあるかの2つです。
ダストボックスが下部の吸引口近くにある場合、家具の下や狭い隙間に掃除機が入りません。ダストボックスが上部の手元にあるものがおススメです。ダストボックスが手元にあれば、キャニスター掃除機で掃除するのと同じような感覚で、家具の下や隙間を掃除することができます。
押入等に収納できない
スティック掃除機は長い上に充電したまま保管しないといけないので、押入等に収納できません。コンセント近くにスタンドを設置して保管します。そうすることでサッと取り出して掃除を始めることができるというメリットが生まれています。
しかし、隠して収納できないのでほこりをかぶってしまう、普段の生活で掃除機が見えているのが気になるという方にとってはデメリットと感じてしまうでしょう。
ルンバとスティック掃除機の相性
ルンバとスティック掃除機のメリット・デメリットからその相性の良さを解説します。
ルンバは床全体の掃除をするには向いていますが、部分掃除には使いにくいという特徴があります。一方で、スティック掃除機は部分掃除に向いています。
部屋全体をラクにキレイに掃除するなら、床全体をルンバ、ルンバの手の届かないところはスティック掃除機と使い分けるのが効率的です。
- ルンバ・スティック掃除機のメリット・デメリットから分かること
- ・ルンバは床全体をまんべんなく掃除するのに向いている
・スティック掃除機は部分掃除をするのに向いている
・ルンバもスティック掃除機もお手入れに手間はかからない
例えば、子供がパンくずを食べこぼした時に、サッとテーブルの下だけ掃除したい場合をイメージしてみてください。
ルンバの部分掃除機能を使って掃除することも可能ですが、完了するまでに時間がかかる上に、思い通りにパンくずを吸い取ってくれないのでストレスを感じる人もいるでしょう。ルンバでは、狙い撃ちでパンくずを回収するのは難しいです。
反対に、スティック掃除機であれば、回収したいパンくずだけを狙って吸い込むことができるので、イライラすることなく短時間でパパっと掃除してしまうことができます。
部屋全体を掃除するためにルンバを使う時は、部分的にサっと掃除をしたいときのためにスティック掃除機を用意しておきましょう。
ルンバもスティック掃除機も、お手入れには手がかかりません。基本的なお手入れは、ダストボックスにたまったゴミを捨てるだけです。両方導入したとしても家事の手間が増える心配はありません。
ルンバとスティック掃除機は、お互いのメリットがデメリットを補い合います。ルンバを使うならスティック掃除機も一緒に準備しましょう。
まとめ
ルンバとスティック掃除機はデメリットを補完し合います。
ルンバは部分掃除には使いにくい
ルンバは、部分掃除には使いにくいというデメリットがあります。ルンバが苦手な部分掃除は、スティック掃除機だととても簡単にできます。ササっと取り出して掃除が始められ、軽量で取り扱いがラクです。
スティック掃除機は家具の下が掃除しにくい
スティック掃除機は、ダストボックスが邪魔になって家具の下の掃除が難しいというデメリットがあります。スティック掃除機では難しい家具の下の掃除は、ルンバにお任せしましょう。家具の下に入っていって、毎回キレイに掃除してくれます。
スティック掃除機は途中で充電が切れる心配がある
スティック掃除機は、充電式のため連続運転時間が短い機種もあります。広い家の掃除を1台で行なうには心配ですが、ルンバが大方の掃除をしてくれた後、ルンバの手の届かなかった部分だけをスティック掃除機で掃除すれば、長時間の使用で充電が切れる心配はありません。
ルンバとスティック掃除機の補完関係は完ぺき!
チェックポイント
ルンバで部屋の大部分を掃除して、部分掃除はスティック掃除機を使うのが最もラクな掃除方法
ルンバもスティック掃除機も、基本的なお手入れはダストボックスのゴミを捨てるだけです。お手入れの手間を増やすことなく、2台使うことができます。
ルンバとスティック掃除機のセットでお互いのデメリットを補い合い、ラクに簡単に掃除を済ませてしまいましょう。
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