詰め替え用シャンプーをそのまま吊るす｜無印のノズルが便利！

シャンプーやコンディショナーの詰め替え作業を、面倒だと感じていませんか。

「中身をこぼさないように慎重に入れたり、ぬめりがちなボトルを洗って乾かしたり…」といった手間は、日々の小さなストレスになりがちです。そんな悩みを解決する方法として、近年注目を集めているのが、詰め替え用のシャンプーを袋ごとセットして、そのまま使えるようにするアイテムです。

特に無印良品から登場した、シャンプーを吊り下げて使うタイプの製品は、シンプルでおしゃれだと話題になっています。しかし、実際に導入するとなると、デメリットはないのか、手持ちのシャンプーにも使える互換性があるのかも気になるところです。

また、ニトリやカインズ、あるいは100均やスリコといった身近なお店でも同様の商品が手に入るのでしょうか。

この記事では、シャンプーボトルの詰め替えが不要になる無印の「詰替えパウチ用吊り下げノズル」を中心に、あなたにおすすめの「詰め替えストレスフリー」な方法を徹底的に比較・解説します。

無印良品で解決！詰め替えシャンプーをそのまま吊るして使うアイテム

詰め替えストレス解消！無印の吊り下げノズル

シャンプーの詰め替え作業が不要になる便利なアイテムが、無印良品の「詰替えパウチ用吊り下げノズル」です。これは、シャンプーやコンディショナーなどの詰め替えパウチに直接取り付けて、中身を出すことができる画期的なノズルです。

最大のメリットは、ボトルへの移し替えという最も手間のかかる工程を完全に省略できる点にあります。ボトルを洗ったり、乾かしたり、こぼさないように注いだりする必要が一切なくなるため、家事の時短に大きく貢献します。

例えば、無印良品で販売されているシャンプーやコンディショナー、ボディソープの詰め替えパウチ（キャップ付きのもの）であれば、このノズルを付け替えるだけで準備が完了します。価格も394円（税込）と非常にリーズナブルで、気軽に試しやすいのも嬉しいポイントです。

袋ごと交換するだけ！驚くほど簡単な使い方

この吊り下げノズルの魅力は、その圧倒的な手軽さにあります。実際に使用するまでの手順は、誰でも簡単にできる3ステップのみです。

まず、無印良品の詰め替えパウチのキャップをくるくると回して外します。次に、キャップがついていた部分に、この「詰替えパウチ用吊り下げノズル」をしっかりと取り付けます。最後に、パウチの下部に用意されているフック用の穴に、別途用意したS字フックを通せば準備完了です。

あとはお風呂のタオルバーなどに吊り下げるだけで、すぐに使用を開始できます。ノズルのボタン部分を軽く押すだけで適量のシャンプーが出てくるため、お子さんでも簡単に扱えるでしょう。中身がなくなったら、ノズルを新しいパウチに付け替えるだけなので、交換も非常にスムーズです。

ボトル掃除から解放！お風呂がスッキリする

ボトルを使わない「吊るす収納」は、バスルームの衛生環境と見た目を劇的に改善します。ボトルを床や棚に直接置かなくなるため、ボトルの底に発生しがちなピンク色のぬめりや黒カビの問題から解放されます。

これまで定期的に行っていたボトル自体の掃除や、ボトル下のぬめりを掃除する手間がなくなります。また、床や棚からボトルがなくなることで、空間がスッキリと広く見えるようになり、お風呂全体の掃除も格段にしやすくなるのです。

さらに、パウチを逆さまに吊るして使うため、重力によって中身が自然にノズル付近に集まります。そのため、残量が少なくなってもポンプを何度も押す必要がなく、最後まで無駄なく使い切れるという経済的なメリットもあります。

花王製品にも使える？気になるノズルの互換性

無印良品の吊り下げノズルは、公式には「無印良品の詰替えパウチ専用」とされています。しかし、このノズルは花王株式会社の技術ライセンスを使用して製造されているという情報があります。

このため、注ぎ口の形状が同じである一部の花王製品（例えば「キュレル」や「エッセンシャル」など）の詰め替えパウチにも取り付けられるケースがあるようです。実際に、SNSやレビューサイトでは、花王製品で使用しているという声も複数見られます。

ただし、これはメーカーが公式に保証している使い方ではありません。もし他社製品で使用する場合は、液漏れなどのリスクも考慮し、あくまで自己責任の範囲で試す必要があります。

知っておきたい「吊るす収納」のデメリット

非常に便利な吊るす収納ですが、メリットばかりではありません。導入する前に知っておきたい注意点やデメリットもいくつか存在します。

第一に、液だれのリスクがゼロではないことです。ノズルの締め方が緩かったり、パウチとの相性が悪かったりすると、中身が少しずつ漏れてしまう可能性があります。また、コンディショナーのように粘度の高い（硬い）テクスチャーのものは、スムーズに出てこない場合があるという声もあります。

次に、見た目の問題です。シンプルなボトルに詰め替えるスタイルに比べると、パッケージがそのまま見えるため、どうしても生活感が出てしまいがちです。バスルームのインテリアに強いこだわりがある場合は、気になるかもしれません。

そして、対応する詰め替えパウチが限られる点も挙げられます。無印良品のノズルは、キャップ付きの特定のパウチにしか対応していません。お気に入りのシャンプーが非対応のパウチだった場合、この方法は使えないことになります。

無印以外は？詰め替えシャンプーをそのまま吊るすグッズの比較

ニトリに「詰め替えそのまま」商品はある？

お、ねだん以上のニトリでは、無印良品のようなパウチに直接取り付けるタイプの吊り下げノズルは、現在のところ販売されていないようです。

しかし、詰め替えの手間を省くという点では、別の便利なアイテムがあります。それが「詰め替え袋がそのまま入るディスペンサー」です。これは、詰め替え用の袋の上部を切り取り、袋ごとボトルに入れて使用するタイプの商品です。液を移し替える必要がないため手軽ですが、吊り下げて使うことはできず、ボトルのぬめり問題は残ります。

※ニトリ商品が見つからなかったので、類似品です。

また、マグネットで壁に取り付けられる「下から出るマグネットディスペンサー」も人気です。これは詰め替えが必要ですが、ボトルを浮かせて設置できるため、底のぬめりを防ぐことができます。

※ニトリ商品が見つからなかったので、類似品です。

カインズホームで買える便利な詰め替えポンプ

ホームセンターのカインズでは、「つめかえパックそのままポンプ」という、より多機能な吊り下げ式の商品が販売されています。

これは、ポンプ部分とパックを挟んで固定するホルダー部分がセットになったアイテムです。無印良品のノズルとは取り付け方が異なり、パウチの端をハサミで切り取り、ポンプ取り付け口を作ります。その対角線の端をホルダーで挟んで固定する仕組みになっています。このため、注ぎ口の形状を気にせず、幅広いメーカーの詰め替えパウチに対応できる可能性があります。

価格は無印良品のものよりは高くなりますが、その分、対応できる製品の幅が広いのが魅力と言えるでしょう。デザインも複数展開されています。

100均（ダイソー・セリア）で見つかるか調査

多くの方が期待する100円ショップ（ダイソー、セリア、キャンドゥなど）ですが、残念ながら、2025年7月現在、詰め替えパウチをそのまま吊り下げて使えるノズルやポンプといった商品は、基本的に取り扱いが確認できませんでした。

ただし、100均には別の形で「浮かせる収納」を実現するアイテムが豊富にあります。例えば、シャンプーボトル自体を壁に固定するための「ボトルホルダー」です。シールタイプや吸盤タイプのものがあり、ボトルごと壁に設置することで、底のぬめりを防ぐことができます。

詰め替えの手間は残りますが、掃除を楽にしたいという目的であれば、100均のアイテムも有効な選択肢の一つです。

スリコでも類似品は売っている？

300円を中心とした価格帯で人気の「3COINS（スリコ）」でも、バスグッズは頻繁に新しい商品が登場します。しかし、現在のところ、無印良品やカインズで販売されているような、詰め替えパックをそのまま吊り下げて使うタイプの商品の定番化はされていないようです。

スリコでは、デザイン性の高いディスペンサーボトルや、おしゃれなバス収納グッズが人気を集めています。タイミングによっては、浮かせる収納に関連する便利アイテムが期間限定で登場することもあるため、気になる方は定期的に店舗やオンラインストアをチェックしてみるのがおすすめです。

結論！始めやすさで選ぶなら無印がおすすめ