無印の「着るバスタオル」は本当に便利？ワンオペ風呂にも！

お風呂上がりの時間は、一日の疲れを癒すリラックスタイムのはずですが、実際は汗が引かずにベタベタしたり、小さなお子様のお世話で自分のことは後回しになったりと、慌ただしくなりがちです。

そんな悩みを解決するアイテムとして注目されているのが「着るバスタオル」です。実際の使い心地やどんな種類があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、SNSのレビューでも話題の無印良品の着るバスタオルについて、ポンチョタイプとワンピースタイプの2種類を徹底解説します。

さらに、ニトリやしまむらとの違いも比較し、あなたにとって本当におすすめの一枚を見つけるお手伝いをします。

この記事を読めば、以下の点が明らかになります。

話題の着るバスタオルは無印で！2商品を解説

ワンオペ風呂にも最適なポンチョタイプ

無印良品が提供する「バスタオルポンチョ」は、お風呂上がりの新しいスタンダードを提案する画期的なアイテムです。これは、大判のバスタオルに頭と腕を通すための穴を設け、サイドにスナップボタンを取り付けたシンプルな構造になっています。

主な特徴は、70×190cmという大判バスタオルよりもさらに長いサイズ感です。この長さがあるため、身長が高い方でもゆったりと着用できます。素材には軽くて柔らかいパイル生地が使われており、肌触りが良いだけでなく、吸水性にも優れています。お風呂上がりの濡れた体を素早く乾かし、湯冷めを防ぐ助けとなります。

特に、小さなお子様がいるご家庭での「ワンオペ風呂」において、このポンチョは真価を発揮します。お風呂から上がってすぐに頭から被るだけで、自分の体を拭きながら子どものケアをすることが可能です。バスローブのように袖を通す手間がなく、ラップタオルのようにずり落ちる心配もありません。

また、カラーはベーシックなベージュと汚れが目立たないチャコールの2色展開で、インテリアにも馴染みやすいデザインです。使わない時は、付属のループでフックに掛けておくことができ、収納にも困らない工夫がされています。サウナやプール、海といった多様なシーンでの活用も考えられる、汎用性の高い一枚と言えるでしょう。

※楽天・アマゾンに無印の「バスタオルポンチョ」が無かったので、類似品のリンクです。

ポンチョタイプのリアルなレビューを紹介

「バスタオルポンチョ」は多くの支持を集める一方で、実際の使用感については様々な意見が寄せられています。購入を検討する上で、これらのリアルな声は非常に参考になります。

評価されているポイント

最も多く見られるのは、お風呂上がりの快適さに関する高評価です。特に、ドライヤーをかける際の汗をしっかり吸い取ってくれる点や、ワンオペ育児中の時短アイテムとして「最高」という声が目立ちます。バスローブに比べて生地が薄手で乾きやすい点をメリットとして挙げる人もいます。

また、スナップボタンを全て外せば一枚の大きなバスタオルとして使えるため、洗濯がしやすく、バスローブよりも格段に干しやすいという利便性も評価されています。吸水性が高く、背中の汗までしっかりカバーできるため、湯上がり後のスキンケアタイムが快適になったという意見も多いです。

注意すべきポイント

一方で、いくつかの注意点も指摘されています。最も多いのは、スナップボタンが外れやすいという意見です。座ったり少し動いたりするだけでボタンが外れてしまうことがあるため、人前での使用やポンチョの中で着替えるといった用途には不向きかもしれません。

また、洗濯に関する注意も見られます。首周りの縫製がデリケートなようで、洗濯ネットを使用せずに洗ったところ、ほつれてしまったという報告がありました。使用初期は毛羽が抜けやすいため、他の洗濯物への付着を防ぐためにも、毛羽が落ち着くまではネット使用での洗濯が推奨されています。

身長によっては丈が短く感じるといったサイズ感に関する指摘もあり、購入前には自身の身長と着丈を確認することが大切です。

無印の着るタオルパジャマはワンピースタイプ

無印良品には、ポンチョタイプとは別に「着るタオル 両面パイル半袖ワンピース」という選択肢もあります。これは、タオルに包まれているような着心地を追求したルームウェアで、よりリラックスタイムに特化したアイテムです。

素材にはオーガニックコットンが使用されており、肌に触れる両面がループ状のパイル生地になっています。伸縮性に優れた柔らかい素材で、肌への優しさと高い吸水性を両立させているのが特徴です。生地は「やや厚め」とされており、しっかりとしたタオル地に包まれる安心感があります。

デザイン面では、ウエストや腰回りにゆとりを持たせたストレスフリーなシルエットが採用されています。首元はすっきりとしたVネックで、デコルテ周りのお手入れがしやすいという利点があります。袖口の配色パイピングがデザインのアクセントになっており、部屋着としてだけでなく、ちょっとした外出にも対応できそうなシンプルでおしゃれな見た目です。

サイズ展開はXSからXXLまでと豊富で、幅広い体型の方にフィットするようになっています。お風呂上がりにそのまま着て、汗が引くまでスキンケアやヘアケアをしたり、暑い日にはパジャマ代わりに着用したりと、多様な使い方ができる便利な一枚です。

※楽天・アマゾンに無印の「着るタオル 両面パイル半袖ワンピース」が無かったので、類似品のリンクです。

ワンピースタイプの口コミをチェック

「着るタオル 両面パイル半袖ワンピース」は、その快適さから高い評価を得ていますが、こちらもいくつかの良い点と気になる点が報告されています。

評価されているポイント

多くのレビューで共通して賞賛されているのは、その抜群の着心地と肌触りです。タオル地が汗や水分をしっかり吸い取ってくれるため、お風呂上がりに着用しても肌がベタつかず、サラサラの状態を保てると好評です。キャンプやプールサイドで羽織るなど、アウトドアシーンでの活用例も報告されています。

また、Vネックのデザインが、髪にタオルを巻いたままでも着脱しやすく、デコルテのケアもしやすいと評価されています。サイズ感がゆったりしているため、リラックスして過ごせる点もメリットとして挙げられています。多くの人が洗い替え用に追加購入を検討したり、再販を希望したりするなど、リピーターの多さが満足度の高さを物語っています。

注意すべきポイント

一方で、生地の仕様に起因するいくつかの注意点があります。まず、ポケットが乾きにくいという指摘が複数見られます。内側に付いているため、干す際に裏返したりポケット部分を外に出したりする工夫が必要になるでしょう。

生地が「やや厚め」であるため、人によっては少し重く感じたり、冷房のない部屋では暑いと感じたりする可能性も考えられます。また、洗濯を繰り返しても細かい糸くずが出続けるという報告もあり、他の衣類への付着が気になる方は注意が必要です。胸元のVネックが深めであるため、一枚で着用した際に胸元が気になるという意見や、ポケットが不要だという声もあり、個人の好みやライフスタイルによって評価が分かれる部分と言えそうです。

ポンチョとワンピースはどっちを選ぶべき？

無印良品の「着るバスタオル」には2つのタイプがあり、どちらを選ぶべきか悩む方もいるでしょう。それぞれの特徴を比較し、自分に合った一枚を見つけるためのポイントを整理しました。

比較項目	バスタオルポンチョ	着るタオル 半袖ワンピース
商品名	バスタオルポンチョ	婦人 着るタオル 両面パイル半袖ワンピース
価格（税込）	2,990円	3,990円
サイズ	70×190cm（フリーサイズ）	XS～XXL
形状	サイドボタン付きポンチョ	半袖ワンピース
主な用途	お風呂上がりの体拭き、ワンオペ育児、サウナ	ルームウェア、パジャマ、リラックスウェア
メリット	・着脱が素早く簡単 ・乾きが比較的早い ・広げれば大判タオルになる	・そのまま部屋着として過ごせる ・サイズ展開が豊富 ・肌触りが良く着心地に優れる
デメリット	・ボタンが外れやすい ・人によっては丈が短い	・ポケットが乾きにくい ・生地が厚めでやや重い ・糸くずが出やすいことがある
おすすめの人	・ワンオペ育児で奮闘中の方 ・お風呂上がりは素早く体を拭きたい方 ・バスローブの洗濯や収納に不満がある方	・お風呂上がりもそのまま快適に過ごしたい方 ・着心地や肌触りを重視する方 ・リラックスできる部屋着を探している方

要するに、お風呂上がりに自分の体を拭きながら、子どもや自分のケアを同時進行して、「時短」したいと考えるなら、「バスタオルポンチョ」が適しています。

一方、お風呂上がりのリラックスタイムをそのまま継続し、質の高い「部屋着」として快適に過ごしたいのであれば、「着るタオル 半袖ワンピース」が最適な選択となるでしょう。

着るバスタオルは無印以外も！人気店を比較

ニトリで買えるバスローブを紹介

無印良品の製品を検討する際、比較対象として名前が挙がりやすいのがニトリです。ニトリでは、「着るバスタオル」という名称の商品は見当たりませんが、タオル地の「バスローブ」が販売されています。

ニトリのバスローブは綿100％のタオル生地で作られており、肌触りの良さと吸水性が特徴です。M・Lの2サイズ展開で、男女兼用で使えるデザインになっています。価格も比較的手頃なため、バスローブを初めて試す方にとっては魅力的な選択肢となります。

ただし、無印良品のポンチョやワンピースとはいくつかの違いがあります。ニトリの製品は、前を合わせてベルトで結ぶ伝統的なバスローブの形状です。このため、着脱の手軽さでは頭から被るだけの無印ポンチョに分があります。また、生地が重なっている部分、特にベルトやポケット周りは乾きにくいというデメリットが指摘されており、洗濯後の管理には少し手間がかかるかもしれません。

お風呂上がりに優雅な時間を過ごしたい、しっかりとしたバスローブが欲しいという方にはニトリの製品が向いていますが、手軽さや速乾性を重視するなら無印良品のアイテムの方がニーズに合っています。

しまむらではラップタオルが手に入る

ファッションセンターしまむらでは、「着るバスタオル」というカテゴリーで探すと、主にスナップボタン付きの「ラップタオル」が見つかります。これらは、プールやジム、温泉などで体を包むために使われることが多く、無印良品の製品とは少し用途が異なります。

しまむらのラップタオルの特徴は、デザインの豊富さ、特にキャラクターもののラインナップが充実している点です。お子様向けのアイテムを探している場合には、有力な選択肢となるでしょう。価格も非常に手頃なものが多く、気軽に購入できるのが魅力です。

しかし、無印良品のワンピースタイプのように、そのまま部屋着として長時間過ごすことを想定した作りにはなっていません。生地の質感や吸水性も、ルームウェアとしての快適さを追求した無印の製品と比較すると、あくまで一時的な使用を目的とした品質である場合が多いです。

したがって、お風呂上がりの体を一時的に覆う目的であればしまむらのラップタオルは便利ですが、リラックスウェアとしての機能性を求めるのであれば、無印良品の製品がより適していると言えます。

3coinsでの現在の取り扱いは？

3COINS（スリーコインズ）は、手頃な価格でおしゃれな雑貨が手に入るため、着るバスタオルのようなアイテムの取り扱いを期待する声も多いです。過去にはフード付きの着るバスタオルが販売され、人気を博していた時期もありました。

しかし、2025年6月時点では大人向けの着るバスタオルの販売は行っていないようです。現在は、ベビー用の着るバスタオルのみ取り扱いがある状況です。

以前販売されていた商品は、その使い心地と手頃な価格から評価が高く、SNSなどでは再販を希望する声が多く上がっています。今後、再び大人向けのアイテムが登場する可能性もゼロではありませんが、現時点で探している方は他の店舗を検討する必要があります。3COINSで同様のアイテムを探す際は、最新の在庫状況を店舗や公式オンラインストアで確認することが大切です。

無印の着るバスタオルはこんな人におすすめ

これまでの情報を総合すると、無印良品の「着るバスタオル」は、特定のニーズを持つ方にとって非常におすすめのアイテムです。

まず「バスタオルポンチョ」は、小さなお子様との入浴で常に時間に追われている方、いわゆる「ワンオペ風呂」を少しでも楽にしたいと考えている方に最適です。さっと被るだけで自分の体をケアしつつ、子どもの世話に移れる手軽さは、他の製品にはない大きな利点です。また、バスローブの洗濯や乾きにくさにストレスを感じている方にも、一枚のタオルとして扱えるこのポンチョは良い解決策となります。

一方、「着るタオル 半袖ワンピース」は、お風呂上がりのリラックスタイムを何よりも大切にしたい方におすすめです。上質なタオルに包まれるような着心地で、汗が引くまで快適に過ごせます。そのままパジャマとしても使えるため、就寝前の時間をシームレスに繋げたい方にもぴったりです。デザイン性も高く、質の良いルームウェアを探している方の期待にも応えてくれるでしょう。

どちらの製品も、お風呂上がりの「名もなき家事」や小さなストレスを軽減し、生活の質を向上させてくれる可能性を秘めています。

まとめ：快適な着るバスタオルは無印で！