ランドリールームの造作カウンター|費用の相場と設計のコツ

ナチュラルな木目調の造作カウンターが設置された明るいランドリールームのイメージ画像 家事の時短
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毎日の家事の中で、洗濯は「洗う・干す・畳む・しまう」と工程が多く、移動距離も長くなりがちです。この負担を減らすために、ランドリールームに作業用の造作カウンターを検討される方が増えています。

しかし、実際に計画を立てようとすると、ランドリールームの造作カウンターの費用がいくらかかるのか、相場が見えにくいのが悩みどころです。新築ならまだしも、後付けで設置する場合の予算や、DIYで安く済ませる際の注意点、さらにはデメリットを避けるための寸法設計など、知っておきたい情報は山ほどあります。

私自身、家事効率を上げるために色々と調べましたが、素材や施工方法の選び方一つで、数万円単位で金額が変わることに驚きました。この記事では、後悔しないためのカウンター費用と、理想の家事動線を実現するための設計ポイントを詳しくご紹介します。

これを読めば、予算内で自分にぴったりのランドリールームを作るヒントが見つかるはずです。

  • 施工方法や素材によって変動する造作カウンター費用の適正相場
  • DIYや後付けでコストを大幅に抑えつつ強度を確保するテクニック
  • 家事の疲れを軽減する人間工学に基づいた高さと奥行きの設計基準
  • カビや湿気を防ぎ、10年後も綺麗に使い続けるためのメンテナンス術

ランドリールームの造作カウンター|費用の相場

ランドリールームにカウンターを設ける際、まず把握しておきたいのが「施工形態別の費用感」です。

どこまでプロに任せ、どこを自分で行うかによって、最終的な見積もり金額は大きく変わります。ここでは、一般的によく選ばれる5つのパターンについて、費用の内訳と特徴を深掘りしていきます。

新築やリフォームでプロに依頼する際の導入コスト

プロに依頼する場合(10〜30万円、高耐久)とDIYの場合(1〜3万円、要安全対策)の費用感とメリット・デメリットを比較した図

家を建てるタイミングや、家事室をまるごと改修する際にカウンターを作る場合、大工さんによる「完全オーダーメイド」が主流です。この場合の費用は、カウンター1箇所につき10万円から30万円程度が相場となります。この金額には、天板の材料費だけでなく、壁の下地補強、現場でのカット・取り付け、塗装仕上げ、そして職人さんの手間賃がすべて含まれています。

リフォームで後から設置する場合、今の壁がカウンターの重さに耐えられるかどうかが鍵になります。もし壁の内部に補強がない場合は、一度壁紙を剥がして合板を差し込む「下地補強工事」が必要になり、さらに3万円から5万円ほどの追加費用が発生します。

新築であれば他の工事と並行できるため、この補強費用を抑えやすく、空間にミリ単位でフィットする美しい仕上がりを手に入れることができます。初期費用はかかりますが、家の構造と一体化しているため耐久性が極めて高く、長い目で見れば最も満足度の高い選択肢と言えます。

DIYによる後付けで設置費用を安くする方法

「できるだけ安く、でも便利な作業台が欲しい!」という方には、DIYによる後付けがおすすめです。

ホームセンターで販売されている集成材(ゴムの木やパイン材など)と、頑丈なスチール製の棚受け金具を組み合わせれば、材料費だけで1万円から3万円程度に抑えることが可能です。最近は、塗装済みの天板もネット通販で簡単に手に入るため、道具さえあれば1日で作ることもできます。

ただし、DIYで最も重要なのは「安全性の確保」です。カウンターの上でアイロンを掛けたり、重い柔軟剤のボトルを置いたりする場合、想像以上の負荷が壁にかかります。石膏ボードの壁に直接ネジを打ってもすぐに抜けてしまうため、必ず壁の裏にある「間柱(ま柱)」を探し、そこに長いネジを打ち込む必要があります。

もし壁の構造に自信がない場合は、市販の脚付きデスクをカウンターとして代用し、壁に転倒防止金具で固定する「簡易後付け」が最もリスクが低く、5千円から1万5千円程度で済むため非常に経済的です。

DIYで設置したカウンターが落下すると、足元の家電を壊したり怪我をしたりする恐れがあります。自分で作業する場合は、最低でも30kg以上の耐荷重を保証する金具を選び、水平器を使って正確に取り付けてください。

メラミンや集成材など天板素材による価格差

メラミン化粧板、集成材、人工大理石、タイルの4種類について、費用目安と特徴(傷への強さやカビへの注意点など)をまとめた比較表

造作カウンターの費用を左右する最大の要因は、天板に使用する「素材」です。ランドリールームは、洗濯機の水ハネやアイロンの熱、さらには洗剤のこぼれなど、家具にとっては過酷な環境です。そのため、見た目だけで選ぶと後で後悔することになりかねません。

素材名 費用目安 耐水性 耐熱性 私のアドバイス
メラミン化粧板 5万〜15万円 一番のおすすめ。傷に強く、手入れが楽です。
木製集成材 1万〜5万円 安価ですが、水濡れによるカビや反りに注意。
人工大理石 15万〜30万円 高級感は抜群。熱いアイロンの直置きは厳禁です。
タイル貼り 10万〜20万円 おしゃれですが、目地の掃除が少し大変です。

私の一押しは、多くのキッチンでも採用されているメラミン化粧板です。表面が非常に硬く、液体をこぼしても染み込まないため、10年経っても新品のような綺麗さを保てます。

一方、集成材は安くて温かみがありますが、定期的にウレタン塗装などを塗り直さないと、湿気で黒ずんでしまうデメリットがあります。予算とメンテナンスの手間を天秤にかけて選んでみてください。

海外製洗濯機のビルトインに伴う追加費用

海外製洗濯機をカウンター下に収める際の200V電気工事や給排水の精密調整、追加予算の目安(5〜10万円)を解説

ミーレボッシュといった海外製のドラム式洗濯乾燥機は、その洗練されたデザインから非常に人気があります。これらを造作カウンターの下にすっぽりと収める「ビルトイン」スタイルは、ランドリールームをホテルのような空間に変えてくれます。しかし、これを実現するには特殊な工事費用が必要です。

まず、海外製は電圧が200Vであるため、専用の電気配線工事(約2万〜4万円)が必須です。また、日本の洗濯機のように「防水パン」の上に置くのではなく、床に直置きしてカウンターで蓋をする形になるため、排水管の立ち上げ位置をミリ単位で調整しなければなりません。

この配管の精密な位置出しと、洗濯機の振動がカウンターに伝わらないようにするための補強工事として、通常のカウンター施工費にプラスして5万円から10万円程度の追加予算を見ておく必要があります。

また、将来洗濯機が故障した際の買い替え費用も高額になる傾向があるため、長期的なコストバランスも考慮しましょう。

間取り変更を伴う大規模な改修予算の目安

「現在の狭い洗面所を、本格的なランドリールームに拡張したい」という場合、壁を壊して床を張り替える大規模なリフォームになります。この場合の総額は、80万円から150万円程度が一般的なボリュームゾーンです。これは、カウンターの造作費用だけでなく、床のクッションフロアの張り替え、壁紙の更新、照明の増設、そして室内物干し(ホスクリーンなど)の設置費用が含まれた金額です。

特に費用が膨らむ原因は「水回りの移動」です。洗濯機の位置を大きく変えたり、スロップシンク(泥汚れ用の深い流し)を新設したりすると、床下の配管工事費がかさみます。逆に、今の洗濯機位置を活かしたままカウンターを伸ばすようなプランであれば、50万円以下に抑えられることもあります。

リフォームの際は、見た目の綺麗さだけでなく、空気の通り道(換気計画)も一緒にプロへ相談することで、カビに悩まされない快適な空間を作ることができます。

ランドリールームの造作カウンター|費用と設計のポイント

せっかく予算をかけてカウンターを作るなら、使い勝手にもこだわりたいですよね。実は、カウンターの利便性は、天板の素材よりも「寸法」や「周囲の設備」で決まると言っても過言ではありません。

ここでは、家事のストレスを最小限にするための設計ノウハウを公開します。

使い勝手を左右する高さと奥行きの最適解

人がカウンターの前に立っている図解と、理想の高さの計算式「$身長 \div 2 + 5cm$」を示したスライド。アイロン重視なら$80 \sim 82cm$が推奨される

造作カウンターの最大の失敗は、高さを適当に決めてしまうことです。低すぎると前かがみになって腰を痛め、高すぎると肩が凝ってしまいます。

理想的な高さの目安は、「身長 ÷ 2 + 5cm」です。身長160cmの方なら85cmが標準となります。アイロン掛けをメインにするなら、上から力を入れやすいように少し低めの80〜82cmにするのも一つの手です。

基本的な作業(Tシャツなど)には45cm、大物作業(シーツなど)には60cmの奥行きが適していることを解説した図

奥行きについては、45cmが最も汎用性が高いサイズです。Tシャツを畳むのには十分な広さであり、かつ通路を邪魔しません。もし、洗濯機の上までカウンターを伸ばして、その上で大判のバスタオルやシーツを畳みたいのであれば、奥行き60cmあると格段に作業がしやすくなります。

ただし、奥行きを深くしすぎると、カウンター上部の収納棚に手が届きにくくなるというデメリットもあるため、自分の腕の長さと相談しながら決めるのが正解です。

おしゃれで機能的な洗面所との動線計画

洗う・干す・畳む・しまうの4工程をサイクル図で表し、特に「畳む」工程に作業台が必要であることを強調したイラスト

最近のトレンドは、洗面台とランドリールームを分ける、あるいは緩やかに仕切るレイアウトです。誰かが歯を磨いていても、横で気兼ねなく洗濯物を畳める距離感が理想的です。

洗面台の天板と造作カウンターを同じ素材で繋げることで、空間に一体感が生まれ、見た目もぐっとおしゃれになります。

動線で意識したいのは「乾いた洗濯物の最短ルート」です。室内物干しからカウンターまでの距離を1〜2歩以内に収めることで、洗濯物を山積みにして放置する癖がなくなります。

また、カウンターの下をあえてオープンにしておき、そこにキャスター付きのワゴンやバスケットを収納できるようにしておくと、床掃除が楽になり、動線上に物が散らかるのを防げます。

家事動線を良くする配置のチェックリスト

  • 洗面台、洗濯機、カウンターが3歩以内の三角形に配置されているか
  • カウンターのすぐそばに、畳んだ服を一時置きする棚があるか
  • 室内物干しから降ろして、そのまま天板に乗せられる配置か
  • ドアの開閉時にカウンターの角が邪魔にならないか

アイロン掛けを快適にするコンセント配置

シンク・洗濯機・カウンターを3歩以内で移動できる間取り図と、アイロン用コンセントを天板から+15cmの高さに設置する推奨案

意外と忘れがちなのが、コンセントの位置と数です。カウンターでアイロンを使う場合、天板から15cmほど高い位置にコンセントを設けると、コードが天板にこすれず、スムーズに動かせます。最近はコードレスアイロンも多いですが、その充電スタンドを置くための専用コンセントも確保しておきましょう。

また、ランドリールームでは除湿機やサーキュレーターを回しっぱなしにすることも多いはずです。これらは足元で使うことが多いため、カウンター下の低い位置にもコンセントがあると便利です。

さらに、最近は「衣類スチーマー」を吊るしたまま使う方も増えているため、高い位置にも電源があると重宝します。

水回りであるため、万が一の水ハネに配慮し、アース付きのコンセントを選んだり、設置場所を水栓から離したりといった工夫が必要です。正確な設置基準や安全性については、電気工事業者のプロの判断を仰ぐようにしてください。

収納棚やハンガーパイプを効率よく統合する

カウンターの「上」と「下」をどう使うかで、ランドリールームの収納力は決まります。カウンターの上部には、壁から35cmほど離した位置にハンガーパイプを設置することをおすすめします。これがあれば、畳む前の衣類を一時掛けしたり、スチーマーを掛けたり、さらにはそのまま「見せる収納」として活用したりと、使い勝手が無限に広がります。

カウンター下については、既製品のチェスト(無印良品のポリプロピレンケースなど)がぴったり収まる高さに天板を設定するのが賢い節約術です。すべてを造作で引き出しにすると費用が数万円アップしてしまいますが、枠だけ作ってもらって中は既製品を使えば、コストを抑えつつ使いやすい収納が完成します。

また、ハンガーやネットを引っ掛けるための「アイアンバー」をカウンターの側面に1本付けるだけでも、小物の整理整頓がぐっと楽になります。

湿気やカビを防ぐ!換気設備と維持管理のコツ

カウンター落下防止のための壁の下地補強(間柱・合板)と、カビ防止のための換気扇・コーキング対策の重要性を示す図解

ランドリールームの最大の敵は「湿気」です。特に室内干しをメインにする場合、適切な換気が行われないと、せっかくの造作カウンターの裏側や壁にカビが発生してしまいます。換気扇は、24時間換気だけでなく、湿気を感じた時に強力に排気できる「浴室用と同等クラス」のものを設置するのが理想です。

また、窓を設置して自然換気を行うのも有効ですが、防犯やプライバシーの観点から、天井近くに設ける「横滑り出し窓」などがおすすめです。空気の入り口(給気)と出口(排気)を対角線上に作ることで、湿った空気を効率よく追い出すことができます。

日常のお手入れとしては、特に木製の天板を選んだ場合、濡れたものを長時間放置しないことが鉄則です。もし水が染み込んでしまったら、早めに乾拭きし、数年に一度は専用のオイルやワックスで保護してあげることで、味わい深いカウンターに育っていきます。

メンテナンスの豆知識
天板と壁の隙間を埋める「コーキング」は、10年も経てば劣化して隙間が空いてきます。そこから水が入るとカウンターが腐る原因になるので、ホームセンターで売っている補修材で早めに埋め直すのが、安く長く使い続ける秘訣です。

まとめ:ランドリールームの造作カウンター費用

失敗しないための3つのポイント(素材はメラミン、高さは「身長÷2+5cm」、安全面はプロによる下地補強)

ここまで、ランドリールームの造作カウンター費用と、失敗しないための設計ポイントを詳しく解説してきました。造作カウンターは、決して安い買い物ではありませんが、日々の「洗濯」という重労働を快適な「ワークタイム」に変えてくれる価値ある投資です。

最後に、費用を抑えつつ理想を叶えるためのポイントを3つにまとめます。

まとめ:失敗しないための3つのステップ

  • 素材選び: 予算が許すなら、メンテナンス性と耐久性に優れた「メラミン化粧板」を最優先で検討する。
  • 寸法の微調整: 使う人の身長に合わせた高さ設定を妥協せず、通路幅を確保できる奥行きにする。
  • プロとの相談: 壁の下地補強やコンセント増設など、安全に関わる部分は必ず専門業者に見積もりを依頼し、無理なDIYは避ける。

まずは、今の洗面所やランドリールームで「何が一番不便か」を書き出してみてください。その上で、今回ご紹介した相場を参考にしながら、自分に合った施工プランを立てていきましょう。

正確な費用については、お住まいの地域の工務店やリフォーム会社へ「この素材で、このサイズならいくら?」と具体的に聞いてみるのが一番の近道です。この記事が、あなたの家事を笑顔にする素敵なランドリールーム作りの助けになれば嬉しいです!

※掲載している費用や数値は、あくまで一般的な目安であり、現場の状況や業者によって異なります。最終的な判断は必ず専門家と相談の上で行ってください。

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